公式/沖縄県那覇市で小学校・保育士・特別支援学校の免許資格を取得できる専門学校(昼・夜間コース)明星大学通信教育部沖縄学習センター 学位記授与式・教員免許授与式 | 那覇市にある教員免許取得の専門学校(夜間コース)|育英義塾

明星大学通信教育部学位記授与式・教員免許授与式 答辞

2019/04/06(土)

2019年3月28日(木)にがありました。
学位取得者代表として國仲裕人さんが答辞を読み上げました。
その全文を以下に掲載いたします。

答 辞
 やわらかな春の日差しが心地よい季節となりました。
 本日は私たち卒業生のために厳粛な中にも心あたたまる卒業式を挙行してくださり誠にありがとうございます。
 お忙しい中、ご臨席くださいました、明星大学副学長の冨樫 伸先生、事務長の鈴木隆様、事務局の田野耕司様、そして、育英義塾教員養成学院、福本佳香学院長はじめ、これまで私たちをご指導くださいました先生方、さらにご父母並びにご家族の皆様に厚く御礼申し上げます。
 本日明星大学通信教育部を卒業するにあたり、卒業生を代表してご挨拶を申し上げます。
 ただいま、明星大学副学長の冨樫 伸先生より一人一人に学位記を、また福本学院長より教員免許状を手交していただき喜びと感謝の気持ちで一杯です。また、温かい励ましの式辞やお祝いのことばをいただき、夢実現への新たな一歩を踏み出すと共に身の引き締まる思いが致します。
 思い返せばこの四年間は、教師になりたいという夢に向かって、ひたすらレポート作成や試験勉強に励んできた中で、改めて仲間の大切さを実感した貴重な日々でした。初めての大学生活に期待を抱きつつ、入学当初は書き慣れないレポート作成に、自力学習の大変さを痛感しました。仲間と科目修了試験に向けて集まって学習したこと、レポート提出前には、互いに協力し合いながら、仕事の合間をぬって先輩方の助けをもらい、完成させたことが懐かしく思い出されます。
 明星大学での夏季スクーリングでは、県外の学生と共に学習することによって、専門的で深い学びが実現でき、沢山の刺激を受ける貴重な機会となりました。全国の仲間と共に学び、意見や考えを共有することで、内容の濃いプレゼンを作ったり、交流を図ったりすることで、教育に対する考えも大きく変わり、自分にとっての引き出しも幅広くなり、かけがえのないものとなりました。
 小学校そして特別支援学校での教育実習では、授業で学んだ知識や学習支援員やボランティア、学童支援員等の経験が十分に活かされ、悪戦苦闘しながらも、学びと実践を積み重ねることができました。また、実際に学校で働く先生方を見て、教師という存在の責任や影響力を強く実感できたことは大きな収穫でした。元気で活発な子どもたちと触れ合う中で、「先生」と呼んで駆け寄ってくる姿をみたら、必ず卒業して、笑顔で素敵な先生になるとの決意が一層強くなりました。
 長いようで、あっという間だった四年間は、困難なことに立ち向かい、常に挑戦し、喜びを感じる本当に充実した日々でした。卒業まで続けることができたのも、同じ目標に向かい頑張る仲間の姿があったからこそです。
私たちは、四月からそれぞれの夢に向かって、新しい道を歩んでいくことになります。寂しさと不安で一杯になりますが、思い出と絆は一生続く大切な宝物です。
 出会いに感謝しこれからも互いに切磋琢磨し、よきライバルとして成長していきます。
 また、どんな時でも味方でいてくれた家族の支えがあったからこそ今日の日を迎えることができたと思います。たくさんの迷惑をかけましたが、最後まで私たちのことを第一に考えてくれた家族には感謝の気持ちで胸がいっぱいです。
 結びにこれまで私たちを温かくご指導くださった諸先生方、事務局の皆様、ご臨席くださった関係者の皆様に心から感謝申し上げます。そして皆様の益々のご健勝とご活躍を祈念いたしますとともに、明星大学及び育英義塾教員養成学院がますますご発展されることを祈念し、答辞といたします。

   平成三十一年三月二十八日
    明星大学卒業生代表 國仲裕人

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