公式/沖縄県那覇市で小学校・保育士・特別支援学校の免許資格を取得できる専門学校(昼・夜間コース)沖縄県立鏡が丘特別支援学校での授業参観 | 那覇市にある教員免許取得の専門学校(夜間コース)|育英義塾

沖縄県立鏡が丘特別支援学校の授業参観

2019/01/06(日)

育英義塾教員養成学院(明星大学通信教育部沖縄学習センター)の特別支援教育の講義の中で、2018年12月に県立鏡が丘特別支援学校の授業を参観させていただきました。講義担当は、元特別支援学校校長の嘉数睦教員です。

※県立鏡が丘特別支援学校は、沖縄県浦添市当山3丁目2-7にある公立の特別支援学校です。肢体不自由者を主な対象として、沖縄県内で最初に開校しました。

県立鏡が丘特別支援学校の授業参観を通して、より特別支援教育への理解を深めることができました。
校長先生はじめ、教職員の皆様、どうもありがとうございました。

以下に参加した学生達の感想を取り上げたいと思います。

「県立鏡が丘特別支援学校授業参観等から学んだこと」
氏 名  座波 賢治

 一度、介護等体験でお世話になったことがあったのですが、見学を通して改めて学ぶことができました。介護等体験では、それぞれの児童の実態に合わせて設定された個々の自立活動について学ぶことができました。
 今回の見学ではボールをゴールに運ぶという共通の動きの中、チームでタイムを計り児童に達成感を全体で味わってもらうため、児童の実態に合わせた教具の工夫の凄さに驚くと同時に、私自身も教具を考えたいという気持ちが高まりました。準ずる教育から自立活動が主であったり、医療ケアが必要だったりと児童の実態に幅があり、より専門性が求められているということが分かりました。このような児童に対応できるように、環境面の配慮や特別支援学校教師としての声を聞くことができ自分自身の課題に目を向けることができました。
 普段何気なくやっている動きについて、どのような工程で成り立っているのかを把握できるようにして、児童の困難としている工程に気付くことができるように勉強することから始めたいと思います。お忙しい中、このような機会を設けていただき、ありがとうございました。

「県立鏡が丘特別支援学校授業参観等から学んだこと」
氏 名  仲田 理沙

 鏡が丘特別支援学校の見学会を通して、机上では感じることができない生徒の様子、生徒の現状、学校の雰囲気を肌で感じることができ大変勉強になりました。授業風景や小学部の授業に参加して、子ども達に必要なことを的確に把握して、教材・教具を選んでいかなくてはいけないのだと感じました。
 小学部の体育の授業(サッカー)では、一人一人の障害に合わせて教具が作られていたし、工課程の子ども達は教科書の内容も教員が軽・重をつけて選択し授業しているとのことだったので、きちんと子どもと向き合い、広い視野・専門知識・創造性も教員には必要なのだと思いました。
 今回は、見学会を受け入れてくださり、本当にありがとうございました。大変勉強になり、教員になるための様々なことを勉強していきたいと強く思うことができました。

「県立鏡が丘特別支援学校授業参観等から学んだこと」
氏 名  高良 浩也

 今回、学校見学をさせていただき、ありがとうございました。これまで私は、知的障害を主に対象とする学校の様子しか知らなかったため、肢体不自由や病弱を主な対象とする学校の見学は初めてで、大きな学びとなりました。教師とマンツーマンで算数の学習に取り組む児童や自立活動でマッサージを受けている生徒、美術や体育、音楽を楽しんでいる生徒達の姿が印象的でした。
 また、自立と社会参加を目指す上で「適切なハードル設定」ができるかどうかが教育として重要だと分かりました。今回の見学で感じたことを胸に、今後も教職に就けるように頑張っていきたいと思います。
 本当にありがとうございました。

「県立鏡が丘特別支援学校授業参観等から学んだこと」
氏 名  比嘉 愛美

 12月14日(金)は、見学させて頂き、ありがとうございました。私は4月から明星大学に通っており、これまで様々な授業を受けました。どの授業においても「児童、生徒一人一人の実態を把握することが大切で、その実態に合わせた指導を行う必要がある」と学びました。「実態に合わせた指導」という言葉だけでは、なんとなく意味は分かっているつもりでしたが、具体的にイメージはできていませんでした。ですが、今回実際に見させて頂いたことで、具体的にイメージをすることができました。
 例えば体育でサッカーのボールをシュートする授業では、手を動かすことで、シュートができるようにしていたり、器具に板を取り付け、ボールを転がせるように工夫をしていました。今回の見学で、より実態の把握の大切さを感じました。また、今回学んだことを今後に生かしていきたいと思います。

「県立鏡が丘特別支援学校授業参観等から学んだこと」
氏 名  饒平名 知尚

 以前にも、介護等体験やボランティアを通して、鏡が丘特別支援学校で生徒や先生方と関わる機会がありましたが、今回の学校参観で小学部や中学部といった新しい児童・生徒の学校生活を知ることができ、有意義な時間でした。学校見学を通して強く感じたことは、先生方が思いっきり元気に楽しみながら児童と接していること。そして、一人一人に何が必要なのか考えていき、それに合った授業や活動を行っているという寄り添った教育をしていたということです。学校現場に出たときに忘れないように頭に置いておきたいと思います。
 お忙しい中、我々、明星大学の学生のために機会を設けて下さり、ありがとうございました。

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